パン教室の売上が減った時の選択肢
パン教室を主宰するハットリ・ヒトミさん
今回ご紹介するのは、パン教室の先生、ハットリ・ヒトミさん。
ご本人のご希望で、実名と内容すべて掲載OKとのことなので、そのままお届けします。
彼女は、ご家族を支えながら、自宅でパン教室を開いていらっしゃる方。
もともとは小麦を使ったパン作りが大好きで、そのおいしさと手作りの楽しさを伝えるために教室を始めました。
ところが最近、ちょっとした変化が。
「売上も少しずつ下がってきていて、このままで大丈夫かなって」
そんな不安が重なり、あるコンサルタントの先生に相談されたそうです。
コンサルタントからの提案:「米粉パンの方がいいんじゃない?」
そこで受けたアドバイスが、ちょっと意外なものでした。
「今は米粉パンの需要が高まってますよ」
「グルテンフリー志向の方も増えてますし、米粉の方がチャンスあるかも」
たしかに最近は、米粉パンのレシピ本や専門店もよく見かけます。
健康意識の高い方たちの間では注目されているのも事実。
でもヒトミさんは言います。
「私はやっぱり、小麦のパンが好きなんです」
「自分が心から美味しいと思うのは、小麦の香りと食感」
それでも、家族の暮らしを考えたとき、自分のこだわりを押し通していいのか迷ってしまう。
「もうアルバイトに出た方が早いのかも…」
そんな風に、少し疲れてしまっているようでした。
カードで読み解く「本当はどうすればいい?」
「今、収入を増やすにはどうしたらいいか」
ヒトミさんのそんな問いかけに、ルノルマンカードでリーディングをしました。
出たカードはこの3枚。

月
棺桶
魚
順に見ていきましょう。
1枚目:月(精神的な充実)

まず出たのは「月」。
これは“感情”や“芸術性”、そして“評価されたい気持ち”を表します。
「小麦パンを続けたい」「やっぱり自分が本当にやりたいことをやりたい」
そんな彼女の内面の声が、カードに映し出されているようでした。
でも——
2枚目:棺桶(終わり・一区切り)

次に出たのは「棺桶」。
このカードは、何かを終わらせる・手放すという意味を持ちます。
ここでカードが言っているのは、
“今は、小麦にこだわることを一旦手放しましょう”
ということ。
夢を否定しているのではなく、「今は違う方法を選ぶ時期」だと教えてくれているのです。
3枚目:魚(ビジネス・お金の流れ)

そして最後に出たのが「魚」。
これはお金やビジネス、豊かさを象徴するカードです。
棺桶のカードで何かを一旦終わらせたその先に、
お金の流れが生まれる。つまり「豊かさが戻ってくる」ことを暗示しています。
今、選ぶべきなのは「想いをいったん預けること」
この3枚の並びは、とてもハッキリとしたメッセージでした。
✔ 本当はやりたいことがある(月)
✔ でも、今は一旦その想いに区切りをつけて(棺桶)
✔ 収入の流れをしっかり整えましょう(魚)
伝えた瞬間、ヒトミさんは
「あ、これもう出ましたね!」
とスッキリ納得された様子でした。
好きなことは、なくならない
やりたいことを“今”やめるということは、永遠に諦めることではありません。
いったん現実の基盤を整えることで、いつかまた
「心からやりたい」に戻れる日がやってきます。
しかもその時には、前よりも余裕と自信を持って。
夢って、不思議と消えずに、ずっとそばにあるものです。
だから、いま大切なのは「その夢を信じたまま、一度、棚に上げること」。
まとめ:今こそ、立ち止まって選び直すタイミングかも

今回のヒトミさんのように、
- 収入が減ってきた
- 今の仕事を続けていいのか不安
- やりたいことと現実の間で迷っている
そんな方には、ルノルマンカードでのリーディングが、背中をそっと押してくれるかもしれません。
私自身も「好きなことをやってもらいたい」と心から思います。
でも、やっぱり家計のこと、暮らしのことは、すごく大事。
だから、いったん現実にフォーカスしてみる。
それはきっと「夢を叶えるための寄り道」です。
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